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 STAGEAの音幅を拡げる!−2

  音の定位について(パンポット)その3

 効果的なパンの使い方

 パンの全体的な振り方は前回、分度器に合わせて考えてみましたが

 それだけでは左右に振っただけになりますので

 次は音の奥行きを考えてみましょう


 

 後ろの方から聴こえてくる音

 前の方で鳴る音

 この2つの差を出すのに役立つのは「空間系エフェクト」です。


 いちばん手っ取り早いものが「リバーブ」

 奥行きのサイズ(デプス)を考えてかけていきます。

 これはある1つの楽器に対してかけるリバーブのことですよ。


 STAGEAのリバーブ数値設定画面は

 「タイム」と「ドライ/ウェット」の2つしかありませんので

 リバーブの種類を選んだ後、長さやかかる量を変えていきます。


 この時に選ぶリバーブの種類としては

 特殊なものを除いて

 できれば全体にかけているリバーブと同じ種類のものがいいと思います。

 つまり、演奏している場所の設定ですね。

 『ホール』か『ルーム』か『ステージ』か、の様な。


 同じ種類で数値設定を変える

 これが空間の統一感を生むと個人的には思います。


 そして、その全体にかけたリバーブの量が多いと

 個別にかけるリバーブの効果が薄れますので

 必然的に、全体にかけるリバーブは抑え気味に。

 

 その中で、例えばオーケストラとして考えると

 後ろの方で鳴る楽器には

 個別リバーブのかかり具合を少し深めに設定します。

 そしてその分、それ以外の楽器音のリバーブを減らしていくと

 深くかけた楽器との差が大きくなって音が拡がります。


 また前方の弦楽器がソロを奏でるなどと云う場合は

 同位置で発音するストリングスより、リバーブの量を減らして音を前面に出し

 後ろから鳴る楽器や同位置の楽器には、量を少しずつ変えながら深めにかけて

 その差を出してみましょう。


 ソロが終わったら即座に同位置の楽器と同じ量にすると

 ソロパートが浮かび上がり、一層ソロが際立つというわけです。


 ポイントは『差を出す』と云うことですね。

 こうやってパンと共に奥行きをつけると、更に音が拡がっていきます。


 

 360度の範囲で聴こえる会場も・・


 オーケストラ以外でも同じ原理で考えます。

 楽器数の多いオーケストラはバランスを取るのが難しいですが

 ジャズやロックのステージには、さほど奥行きが無いので

 エフェクトは個別の楽器の音質を考えて

 パンは立ち位置を基準に振っていけばいいですね。


 


 また、電気楽器系には

 それぞれ特有のエフェクトを強調した方が効果が出ます。


 YAMAHAの楽器の音色は、全体的に甘く柔らかいのが特徴です。

 その分、聴き易いのですが、強烈さに欠ける部分があります。

 STAGEAでも「音を際立たせる」または「パンチを出す」

 そんな工夫に苦労したことはないでしょうか?


 そんな時、一度全体のリバーブを「0」にしてみて下さい。

 素の音を聴く練習と云うか、物足りない、つまらない音を聴くと

 だらだらとリバーブがかかっている音を聴くより

 断然、音を操作する意欲が生まれるはずです。


 次回は『打楽器のパン』について

 

 Let's study  音の定位について1  音の定位について2

 音の定位について4


 ■エレクトーンweb講座

 STAGEAのエフェクト講座/EFFECT in STAGEA

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